【監修:青山健一】
目 次
結婚式は、人生においてとても大切なイベントです。一生の思い出となるイベントだからこそ、素敵な姿で結婚式を迎えたいと思うのも当然です。
結婚式を控えたプレ花嫁・プレ花婿のなかには、歯並びを気にしてブライダル矯正を始める方もいます。
ブライダル矯正に対する関心・注目は年々高まりつつありますが、期間が決まっている歯列矯正だからこその注意点も多いです。
今回は、結婚式を笑顔で迎える後押しとなるブライダル矯正について解説いたします。
ブライダル矯正を検討する人は増えている?
日本人の歯並びに対する意識は年々高まりつつあります。歯並びに対する美意識に比例して、ブライダル矯正を検討する人も年々増加傾向です。
結婚式の主役になるということは、それだけ人前に立つ機会も増えますし注目を浴びます。
また、一生に残る思い出として写真撮影やビデオ撮影など、記録に残す機会も増えるものです。
だからこそ、「素敵な姿で晴れ舞台を迎えたい!」「自信を持って結婚式を迎えたい」と考える人がたくさんいます。
また、結婚を機に長年のコンプレックスを克服したいと考え、歯列矯正を検討する方も多いです。
ブライダル矯正の特徴
ブライダル矯正も一般的な歯列矯正も、「歯並びをきれいに治す」という目的は同じです。
ただし、大事なイベントを控えているという点では、一般的な歯列矯正と治療方針が異なります。本来歯列矯正は、歯並びの見た目だけではなく噛み合わせも考慮して治療するものです。
ただし、噛み合わせ改善を完了するとなると、1~2年、長い人で3年ほどの時間が必要になります。
そのため本来の歯列矯正の治療では、結婚式までに理想の仕上がりが間に合わないケースも多いです。
だからこそ、ブライダル矯正には下記のような特徴があります。
- 結婚式、及び前撮りに向けた歯列矯正
- 前歯など正面から見える歯並びを優先的に治す
- 見た目を優先的に考えた歯列矯正
ブライダル矯正は、結婚式に向けた歯列矯正のため見栄えを優先的に考える矯正治療です。
また、目立ちやすいワイヤー矯正など、治療内容によっては結婚式当日に一度矯正装置を外し、結婚式後に再度装着する場合もあります。
治療方法や治療を始めるタイミングによっては、治療を一旦中断することも視野に入れて歯列矯正を進めていきます。
ブライダル矯正でおすすめの方法
歯列矯正にいくつか種類があるように、ブライダル矯正の治療方法もひとつではありません。
矯正方法には、それぞれメリット・デメリットがあります。治療内容の特徴をふまえて自分にとってベストなブライダル矯正を選択することが大切です。
ブライダル矯正でおすすめの3つの方法について解説いたします。
マウスピース矯正
マウスピース矯正は、ブライダル矯正のなかでもおすすめの方法です。
マウスピースを装着して歯を少しずつ動かしていく治療方法ですが、目立ちにくく他人から見てわかりにくいメリットがあります。
また、マウスピースはワイヤー矯正と異なり取り外しが簡単です。結婚式当日に簡単にマウスピースを外せるという点も大きなメリットです。
ただし、マウスピース矯正は、歯並びの状態によっては治療できない場合があります。また、ワイヤー矯正と比べると、歯の動き方がゆっくりです。
そのため、歯の状態によっては、理想の歯並びにならない、結婚式までに歯並びが治せないなどのリスクもあります。
裏側矯正
裏側矯正は、歯の裏側にワイヤーを装着して歯並びを治していく矯正方法です。
歯の裏側に矯正装置を装着するため、他人からわかりづらく目立ちません。そのため、結婚式当日も歯列矯正をしながら迎えられるというメリットがあります。
ただし、装置が舌に当たりやすいため、滑舌に影響が出たり口内炎ができたりしやすいなどのデメリットもあります。
歯の裏側に装着しているワイヤーがストレスになることを考えると、結婚式前に治療完了がベストです。
一方で治療期間は平均で約1年半~2年かかり、治療途中で装置を外すことも簡単にできるわけではありません。
歯列矯正の治療をしたまま結婚式を迎えられる一方で、治療を一旦中断することは難しいと理解しておきましょう。
部分矯正
部分矯正は、歯並び全体ではなく、歯並びの気になる部分だけを矯正する方法です。
部分的な矯正のため、通常の歯列矯正よりも治療期間が短く済むメリットがあります。また、治療費も通常の歯列矯正よりは安価です。
全体的な歯並びはきれいなのに前歯だけ気になるという場合は、部分矯正がおすすめです。
ただし、部分矯正では噛み合わせを治すことは難しく、全体的な歯並びの改善はできません。
ガタガタの歯並びや噛み合わせの悪さによって見た目の問題が生じている場合は、部分矯正では理想の仕上がりにならない可能性が高いです。
ブライダル矯正の治療方法に不安や疑問がある方は、まずは専門医に相談してみましょう。下記のボタンから無料相談のご予約ができます。
ブライダル矯正を検討するときの注意点
ブライダル矯正は、結婚式をよりよい姿で迎えるためにも検討したい治療です。
しかし、人生の特別な日に向けた矯正治療であるため、一般的な歯列矯正と異なる点もあります。
ブライダル矯正を成功させるためにも、事前に注意点を把握しておきましょう。
結婚式までのスケジュール
ブライダル矯正は、一般的な歯列矯正と異なり治療期間が限られています。
しかし、歯は短期間で理想の位置に動くわけではありません。そのため、数ヶ月~1年は治療期間を考えておいたほうが好ましいです。
短期間で歯列矯正を終わらせる方法もありますが、治療期間が短くなれば短くなるほど、歯や骨に負担がかかります。
結婚式のために歯列矯正をするのであれば、できる限り早めに治療を始めましょう。
また、結婚式が決まると、結婚式の準備や打ち合わせなどなにかと忙しくなるものです。通院の時間がとれないとなると、治療の進行具合にも影響します。
結婚式の準備と歯列矯正の通院を同時進行できるようなスケジュール管理も心がけておきましょう。
何を優先するか
ブライダル矯正を検討する際は、何を優先するか明確にしておきましょう。
「見栄えだけではなく噛み合わせや歯並び全体を治したい」「目に見える部分だけでいいから歯並びを治したい」など、目的や優先内容はです。
何を優先するかによって、治療方法や必要な治療期間も異なります。
人によってはブライダル矯正を始めるにあたって、治療費用や治療期間を優先して考えたい人もいるはずです。
ブライダル矯正といっても、ベストな治療方法はひとりひとり異なります。
最善の治療を選択し、素敵な結婚式を迎えるためにも、何を優先するかは治療を始める前にしっかり考えておきましょう。
歯科医に伝えておく
治療を始める前に、結婚式に向けての歯列矯正だと歯科医に伝えておくことも大切です。
大事なイベントを控えていることを伝えておかないと、歯科医は治療完了の期日が決まっていることがわかりません。
いつまでに治療を終わらせたいのか決まっているかいないかで、治療の内容も異なります。
結婚式前に前撮りされる場合は、前撮りの前に歯並びをきれいにしておきたいはずです。前撮りのスケジュールも忘れずに伝えておきましょう。
歯列矯正を失敗しないためには、些細なことでも医師としっかり意思疎通しておくことが大切です。
結婚式や前撮りを控えていることを含め、結婚式のスケジュールは必ず歯科医に伝えておきましょう。
素敵な結婚式を迎えるために
人生において特別な日となる結婚式は、誰だって素敵な思い出として残したいものです。そのためには、特別な日を最高の形で迎えるための準備が重要になってきます。
素敵な結婚式を迎えるためにも、事前にしておきたいことをチェックしておきましょう。
カウンセリング・矯正相談の活用
結婚式を最高の形で迎えるには、自信を持って挙式に臨むことも大切です。
自分に自信が持てる最高の状態で挙式を迎えるために、ダイエットやエステ、美容医療などできることはたくさんあります。
もし、歯並びに自信が持てない場合は、結婚式までの自分磨きのひとつとして歯列矯正に目を向けてみましょう。
歯並びに自信が持てると、笑顔にも自信が持てますし横顔のラインも整います。自信を持って挙式の主役として特別な日を迎えられるはずです。
歯列矯正はハードルが高いと思う方もいるかもしれませんが、大人になってから歯列矯正を始める方は年々増えています。
結婚式を機に歯列矯正を始める人も増えていますし、カウンセリングや矯正相談を活用してみましょう。
ホワイトニングを同時に行う
結婚式では、写真を撮る機会も増えます。素敵な姿を思い出に残しておくためにも、歯のホワイトニングがおすすめです。
白くきれいな歯は、それだけで清潔感を与えますし洗練された印象にもつながります。
ブライダル矯正を始める人は、ホワイトニングを同時に行うと、より自信を持って結婚式を迎えられるはずです。
歯並びに問題がない人も、結婚式の準備として歯のホワイトニングはおすすめです。
結婚式の他に歯列矯正を検討するタイミング
結婚式を機に歯列矯正を考える人は多いです。結婚式のように人生の転機となるタイミングは、歯列矯正を検討するちょうどよい機会ともいえます。
人生の転機をきっかけに、長年のコンプレックスを改善すると、自信を持って新生活を迎えられます。
結婚式の他に歯列矯正を検討するとよいタイミングをチェックしておきましょう。
就職活動を始める
就職活動は、歯列矯正を検討するよいタイミングです。
きれいな歯並びは相手に好印象を与えます。採用の決め手として、印象を重要視する企業も多いですし、歯並びを治して損はありません。
また、歯並びのコンプレックスが原因で自信が持てないと、就職活動においても不利になってしまう恐れがあります。
自信に満ちた姿は、相手に好印象を与え、魅力的に映ります。良い結果につなげるためにも、就職活動を機に歯列矯正を始めることはよい選択です。
社会人になった
学生から社会人へと生活が大きく変わるタイミングも歯列矯正を検討するよいタイミングです。
社会人として働くうえで、相手に与える印象は仕事の成果にも少なからず影響を与えます。長年のコンプレックスを改善することで、社会人生活を前向きに送れるはずです。
また、社会人になると忙しくなり、自由な時間が減ってしまう人も少なくありません。
歯列矯正は通院も必要ですから、比較的時間に融通の利く学生のうちに治療を始めるのもおすすめです。
ブライダル矯正を受けるなら
ブライダル矯正は、素敵な結婚式を迎える後押しとなります。結婚・挙式が決まったら、ブライダル矯正を検討してみましょう。
ブライダル矯正は、挙式までの限られた期間の中で理想の歯並びに近付ける歯列矯正です。
ただし、きれいな歯並びを手に入れるには、どうしても治療期間が必要になります。
歯や体に負担をかけず、理想の仕上がりに近付けるためにも、治療は1日でも早くスタートするにこしたことはありません。
結婚式までの期間や歯の状態によっても、ブライダル矯正の治療内容は異なります。
結婚式までに歯並びを治したいという方は、無料の矯正相談をまず活用してみましょう。
まとめ
結婚式は、あなたが主役になる人生の特別な日です。ブライダル矯正は、そんな特別な日を最高の笑顔で迎えるための準備ともいえます。
歯並びにお悩みのプレ花嫁・プレ花婿の方はひとりで悩まずに、ブライダル矯正という選択肢に目を向けてみましょう。