監修:青山健一
フランスやアフリカなど海外では「幸運の歯」「美人の証」などと言われ、みずから“すきっ歯”にする方もいるようですが・・・
日本では、お口の真正面に隙間があるだけで間が抜けているように思われて、コンプレックスに感じる人が多いですよね・・・。
そこで、一か所気になるだけなのに大掛かりな矯正はしたくない!と諦めている方に、簡単に前歯のすきっ歯を治す方法を2つご紹介致します!
1、部分矯正ですきっ歯を治す
矯正というと「全部の歯を矯正しないといけない!」と思っている方も多いと思います
が、実は前歯だけを治せる矯正もあるのです!
正面の隙間が無くなり、前歯の角度も改善しました!
上下の前歯の噛み合わせによっては、犬歯の後ろに隙間を集めることで正面の隙間を改善します。
ワイヤー矯正 | マウスピース矯正 | |
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料金(片顎) | 30~37万円 | 45万円 |
期間 |
7~9ヶ月 1.4~5ヶ月 ワイヤー 2.3~4ヶ月 マウスピース |
10~14ヶ月 マウスピースのみ |
2、ラミネートベニアですきっ歯を治す
歯の表面をエナメル質の範囲内で削り、非常に薄い付け爪のようなセラミックを接着します。隙間だけではなく歯の色や形も改善出来ます!
ラミネートべニア | |
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料金(2歯) |
202,000円 (1歯 101,000円) |
通院回数 | 2~4回 |
3、部分矯正とラミネートベニヤのメリットとデメリット
メリット | デメリット | |
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部分矯正 | ・自分の歯を最大限活用できる ・保定をしっかり行えば永久モノ!! ・上下前歯とも可能 |
・時間がかかる・痛みが伴う ・費用がかかる ・隙間が完全に閉じない場合がある ・保定装置を数年使用する必要がある |
ラミネートべニア | ・早い ・痛みがない ・矯正に比べ安価 |
・歯を削る必要がある ・経年劣化する(作り替えが必要) ・下の歯には適応不可 ・歯の角度は変えられない ・歯が大きく見える場合も・・ |
4、部分矯正の治療の流れ
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部分矯正の治療の流れ 前歯のみに焦点を当てた短期間の部分矯正
部分矯正とは、前歯のみに焦点を当てた矯正治療法で、半年程度で済み、全体矯正よりも目立ちにくく、費用も1/3~1/2ほどです。適応症例は限られ、歯並びの軽度なズレや短期間での改善を希望する人に向いています。治療はワイヤーとマウスピースを使用し、最終的にはリテーナーで保定します。適切なカウンセリングが重要です。
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☆まとめ
いかがでしたでしょか?前歯のすきっ歯を治す方法をご理解いただけたでしょうか?
以前は矯正治療と言えば、治療費が100万円近くかかり、治療期間も2,3年かかり大変な治療と思われていましたが、今では「早い、安い、簡単」な治療の部分矯正が人気です。
ご興味があれば、矯正相談で詳細をご確認ください。