☆歯のデコボコ矯正症例[山口様 15歳 女性]
治療症例解説
主訴は、前歯の見た目の改善で、歯を抜かない矯正を希望してご来院されました。
右上の2番目の歯や右下2番目の歯などは、完全に歯列からはみ出しているため、一般的には何本かの歯を抜いてから矯正しなければなりませんが、奥歯を広げて後方に動かす方法で歯を抜かないで矯正を行いました。
まずは上下ともに内側から歯列弓を広げるクワドヘリックスという装置を約5カ月入れて、外側には一般的な形状記憶ワイヤーを入れて前歯のデコボコを改善しました。(矯正装置の種類のページを参照ください)
前歯が並んできたらかみ合わせを改善していくためにマルチループワイヤー(MEAWワイヤー)と顎間ゴムを使用して奥歯を後方に動かしていきます。
MEAWワイヤーで奥歯を後方に動かして、前歯を内側に入れていくスペースが確保できたら、最終仕上げでマウスピースを使用していきます。
治療期間はまっすぐの形状記憶のワイヤーが約5カ月で、MEAWワイヤーが2~3カ月で、仕上げのマウスピースが6カ月でトータルで14カ月で治療が終了しました。
治療費は調整費なども含めてトータルで125万円かかりました。
上下ともに前歯の叢生が多く、前歯の前突感の改善の為に、歯の隣接面を削って歯の形態を整えることでも前歯を動かすスペース不足を解消しました。
☆歯のデコボコ矯正症例[A様 17歳 女性]
治療症例解説
主訴は前歯の歯並びで、短期間で治る矯正をご希望され来院されました。
まずは3ヶ月間、上下ともに内側から歯列弓を広げるクワドヘリックスという装置と、表側には一般的な形状記憶ワイヤーを入れて前歯のデコボコを改善しました。(矯正装置の種類のページを参照ください)
前歯が並んできたら、かみ合わせを改善していくために約3か月間マルチループワイヤー(MEAWワイヤー)と顎間ゴムを使用して奥歯を後方に動かしていきます。
最終仕上げでマウスピースを使用し前歯の角度の改善や、上顎前歯の叢生部のブラックトライアングルの改善の為に歯の隣接面をやや削り歯の形態を整えることでブラックトライアングルを解消しました。
治療期間はまっすぐの形状記憶のワイヤーが3カ月で、MEAWワイヤーが3カ月で、仕上げのマウスピースが6カ月でトータルで12カ月で治療が終了しました。
治療費は調整費なども含めてトータルで110万円かかりました。
☆歯のデコボコ矯正症例[はなこ様 17歳 女性]
治療症例解説
主訴は前歯の歯並びの改善で、小さい頃から歯並びの悪さが原因で思いっきり笑えないというコンプレックスの解消と、ご両親の“抜かずに矯正をしたい”というご希望で来院されました。
まずは3か月間、上下ともに内側から歯列弓を広げるクワドヘリックスという装置を入れて、外側には一般的な形状記憶ワイヤーを入れて前歯のデコボコやクロスバイト(上の前歯が下の歯よりも内側に入っている)を改善しました。(矯正装置の種類のページを参照ください)
前歯が並んできたら、かみ合わせを改善していくためにマルチループワイヤー(MEAWワイヤー)と顎間ゴムを使用して奥歯を後方に動かしていきます。最終仕上げでマウスピースを使用していきます。
前歯の叢生が多く、ブラックトライアングルの改善の為に、終盤マウスピースでの仕上げの際には、歯の隣接面を削って歯の形態を整えることでブラックトライアングルを解消しました。
治療期間はまっすぐの形状記憶のワイヤーが3カ月で、MEAWワイヤーが3カ月で、仕上げのマウスピースが7カ月でトータルで13カ月で治療が終了しました。
治療費は調整費なども含めてトータルで120万円かかりました。