出っ歯矯正の治療症例解説 上下の症例(20歳から39歳まで)【部分矯正】

☆出っ歯矯正の治療症例[K.O様 29歳 女性]

治療解説

主訴は前歯の前突感の改善と下顎の前歯のねじれも気にされています。
まずはワイヤーを使用して上顎のデコボコの段差と下顎の捻じれを改善していきます。
ワイヤーの使用期間が約3か月で、マウスピースを3か月使用して歯並びを内側に傾斜して治療していきました。

トータルでの治療期間は6ヵ月で、調整料金を含めたトータルの治療費は54万円です。(上顎27万円 下顎27万円)
部分矯正では、噛み合わせは変わりませんので、見た目の改善だけの審美治療になります。

部分矯正において、ワイヤーでデコボコを改善するだけだと、矯正前よりも少しだけ前方に出てしまうため、歯の隣接面を少し削ることで前歯の前突感を改善していきます。
どこまで前歯を中に入れたいかで、隣接面を削る量は患者様の判断で決まります。

また歯を削らないでデコボコを治すだけですと、デコボコのある間にブラックトライアングルという隙間も残るため、ブラックトライアングルを減らすという目的のためにも前突感を改善するためにもその部分の隣接面を削って内側へ入れていきます。

 

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