出っ歯矯正の治療症例解説(40歳以上)--全体矯正・抜かない矯正--

☆出っ歯矯正症例[N.N様 45歳 女性]

治療症例解説

主訴は上の前歯のすきっぱと傾斜感の改善。
まずは上下ともに内側から歯列弓を広げるクワドヘリックスという装置を入れ、表側には一般的な形状記憶ワイヤーを入れて3ヶ月かけて前歯のデコボコを改善しました。(矯正装置の種類のページを参照ください

上下の前歯が並んで来たら咬みあわせを改善していくためにマルチループワイヤー(MEAWワイヤー)と顎間ゴムを約3ヶ月使用しました。元々あった隙間とMEAWワイヤーで奥歯を後方に動かすことで確保できたスペースで、前歯を内側に入れていく為にマウスピースで仕上げていきました。

治療期間は形状記憶ワイヤー(まっすぐのワイヤー)が3ヶ月で、MEAWワイヤーが3ヶ月、仕上げのマウスピースが約6ヶ月でトータルで12カ月で治療が終了しました。治療費は調整費なども含めてトータルで110万円かかりました。

矯正後に歯を固めるために、保定期間として3年は寝る際にマウスピースの使用は必要になります。(1年目は昼間も使用していただきます)

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