患者さまから下記の口コミをいただき、心からうれしく感じました。
『もう1年くらい前になりますが…
ずっと周りの目が気になり矯正すべきか悩んでました。
こちらに相談しにきた際、個室での丁寧なやり取りの中で「私なら矯正しない」と言われて我に帰ることができ、矯正せずに終わりました。
儲けだけでなく患者目線にも立っていただけるとても良い医院でした!
身内や知り合いが探してたら間違い無くここをオススメします。
(近くの医院では「〇〇万円で出来ます!2週間以内で決めて貰えれば〇〇円OFFです!」って感じで焦らされてたのでとても助かりました…)』
初回の無料診断の時点で部分矯正のメリット、デメリットをきちんと話してくれ、納得した上で治療に入ることができました。セールスのようなこともなく、こちらの質問にも一つ一つ丁寧に答えてくれます。
矯正治療には大きく分けて2つの目的があります。
1つ目が美容的な悩みの改善、2つ目が噛み合わせ的な悩みの改善です。
どちらの場合も患者さまが悩んでいれば矯正治療は大きな解決策になります。
1つ目の美容的な悩みの改善というのは、美容的に悩んでいる方にとっては、矯正治療によって見た目のコンプレックスが改善するのであれば矯正治療をすることをお勧めしますが、それほど悩んでいない方にとっては歯医者の方が、脅かしたりせかしたりして治療を勧めるものではないと思います。
目の大きさを気にしていない人に、美容整形医が「あなたは目が細いので2重にした方がいいですよ!!」と言われると余計なお世話になってきます。(笑)
二重にすることでコンプレックスが解消して、それまでの悩みが軽減するなら、二重にする意味と価値はあると思います。
2つ目の噛み合わせ治療においても、今現在、噛み合わせの不良で何か不定愁訴などに悩まれている方にとって、矯正治療後にその悩みが改善することが分かっているのであれば矯正治療をお勧めしますが、何も悩んでいない方に「矯正治療をしないと大変なことになりますよ!!」とか脅かして、矯正治療をすることを歯科医師が無理強いすることは押し売りと一緒の行為になってしまいます。
矯正治療には、美容的にも噛み合わせ的にも多くのメリットは存在します。
しかし、矯正治療で歯に負担をかけることによって、必ずデメリットのリスクは存在します。
矯正治療においてメリットだけなのであれば、多少強引に矯正治療をお勧めしても最終的に喜ばれるとは思いますが、多少なりともデメリットがある以上は、最終的な判断は「患者さまの悩みの深さ」によって変わってくると思います。
患者さまの「悩みが深い場合」は、多少のリスクがあっても、矯正するメリットの方が多いでしょう。
一方、患者さまの「悩みが少ない」のであれば、デメリットのリスクを受け入れられるかどうかの判断をしたうえでの矯正治療のご決断をお勧めいたします。
矯正治療のトラブル&デメリット
矯正治療の最終ゴールは「患者様に満足していただくこと」
当クリニックの矯正治療の最終ゴールは「患者様に満足していただくこと」です。
満足とは、患者様の治療後のイメージを満たしたり、イメージ以上の出来上がりになる事です。
ここで問題が生じます。
その患者様の治療結果をイメージすることは、これまでに数千症例こなしているので難しくありません。
しかし、患者様の頭の中の治療結果のイメージは、当然、患者様ごとに違うことなので、それを予測することはすごく難しいことです。(現実には不可能に近いです)
同じ治療結果でも、すごく喜ばれる方と、不満に思われる方がいらっしゃいます。
治療結果にご満足いただけない場合に、患者様が、高いイメージを持たれる原因には2通りあります。
1つめは歯医者の方が過度に期待を持たせるようなことを伝え、デメリットを十分に伝えていなかった場合です。
2つめは、クリニックやDrが十分にデメリットを伝えたにもかかわらず、患者様が過度の期待をしてしまい、最大限の治療結果でも満足してもらえない場合があります。
トラブルやクレームを極力回避するためには?
当クリニックでは、トラブルやクレームを極力回避するために、小さなデメリットもすべてお話ししています。
それでも、年間1000人以上の方に矯正治療をしていくと1年に1人ぐらいはクレームやトラブルになる事があります。
トラブルは確率的には約1000人に一人ぐらいの割合になります。
その中には、できない事を無理やりやらせようと恫喝してくる方もいらっしゃいます。
そういう方は、自分の思い通りにならなければ、腹いせに誹謗中傷をあちこちに言ったり、書き込んだりします。
医療には、できる事とできない事があります。
できない事は、いくら恫喝されてもできません。
トラブルやクレームを極力回避していくためにも、当クリニックは治療におけるデメリットは積極的にお伝えしています。
患者様の立場としてもどのクリニックを選んでよいのか
長年、矯正治療というのは、子供の為の治療であるとか、一部の人だけがする敷居の高い治療だと考えられてきましたが、近年は日本でも欧米並みに矯正治療経験者が増えてきました。
矯正治療をする人と、矯正治療を行うドクターの増加で治療代も年々安くなり(それでもまだ高額ですけど・・・)、矯正治療に対する敷居はさらに低くなってきました。
一方、矯正治療を行う歯科医院が増え、クリニック間での患者様の奪い合いも激しくなり、患者様の立場としても、どのクリニックを選んでよいのか、とてもわかりにくい時代になってきました。
歯列矯正治療が多くの方々に受け入れられ、喜ばれる人が増えるのと同様に、歯列矯正治療に伴うトラブルが年々増加していることは非常に残念なことです。
トラブルを防ぐ為には?
歯科医師過剰時代に伴い、患者様の争奪戦が激しくなる今、トラブルを未然に防ぐ意味で、患者様にも冷静な見方をしてもらうために、あえて矯正治療に伴うデメリットを正直にお伝えいたします。
トラブルを防ぐ為には、メリット以上にデメリットも十分把握された上で慎重に治療する医院を決断されることをお勧めいたします。
そして、それでも過度のご期待をされる方は、どこで治療を受けられても必ずトラブルになりますので、矯正治療は回避されることをお勧めいたします。
矯正治療のデメリット。歯槽骨(あごの骨)が減少する、歯茎の退縮、歯根の吸収、歯髄の切断、骨性癒着(歯根癒着)など 続きを見る
矯正治療のデメリット