歯列矯正治療と言えばワイヤーの針金をつけて歯を動かすのが一般的ですが、当クリニックにおいては、ワイヤーを使わないで、透明なマウスピースによる歯の移動により、歯列矯正治療を行うこともできます。
マウスピース矯正とは、模型の歯を少しづつ動かした形で製作した、厚さ0.75mmのプラスチック製のマウスピースを1~2週間ごとに、次々と使い続けていくことにより、少しづつ歯が動いていくという仕組みの矯正方法です。
他人からは気づかれないで治療できるマウスピース矯正
この治療方法は、全ての患者様に適応できるわけではありませんが、矯正していることを他人に気づかれないようにしたいといった、ワイヤーを使わないで歯並び治療を希望する患者様にとっては、画期的な治療法なのです。
この治療のメリットは、何と言っても透明なマウスピースの為に、他人からは気づかれないで、治療を進めていくことができ、食事やブラッシングの時に外せることができるので、口の中を衛生的に保つことができます。
一方、デメリットとしては、患者様がきちんと装着し続けなければ、正しく動かないので、患者様の協力度で、治療の成功が左右されることや、根本的な噛み合わせの治療として、奥歯を大きく動かすことができないので、全ての患者様に適応される治療方法ではないことです。