しゃくれ

矯正治療後にしゃくれたように見えるケースはあります。これは口元が下がることや顎のバランスが崩れることが原因です。しゃくれを防ぐためには、治療前に歯科医と仕上がりのイメージをすり合わせ、不明点を質問することが重要です。再治療が可能な場合もあるため、治療を受けた歯科医やセカンドオピニオンを利用して相談しましょう。

受け口としゃくれは異なる症状です。受け口は歯並びの問題で、しゃくれは骨格の問題です。しゃくれの原因は遺伝や口呼吸などがあり、見た目や発音に影響します。受け口は噛み合わせの不正が原因で、骨格に影響を及ぼすこともあります。治療方法としては、矯正装置や外科手術があります。放置すると体に悪影響を与えるため早めの治療が重要。

しゃくれ（下顎前突）は下顎が前に突き出す状態で、先天的な要因や後天的な癖で生じます。治療法にはマウスピースやワイヤーを使った矯正治療、外科矯正があります。費用は80～100万円程度です。しゃくれを放置すると、かみ合わせが悪くなる、顎関節症、滑舌が悪くなるなどのリスクがあります。自分に合った治療法を選びましょう。