平成20年3月の移転を機に、院内の雰囲気を大きく変えました。
一言で言いますと、“歯科医院らしくない歯科医院”を感じていただけると思っています。
正直に告白しますと、歯科医院はホテル等とは違い、内装に高いお金をかけなくても院内を清潔に管理している事が大切で、患者様は歯科医院の内装によって通う医院を決めるわけではないと思っていました。
今でも内装に力を入れるくらいなら、いい治療をしていいスタッフを育てて、患者様に不快な思いをさせないことに力を入れるほうが、患者様からの評価は高いと信じています。それなのに、今回院内の内装に力を入れたのには2つの理由があります。
1つ目は、今日の南青山デンタルクリニックの繁栄があるのも、通っていただいている患者様方のおかげなので、少しでも患者様に感謝の気持ちを還元したいという思いで、患者様がより快適に感じていただける空間作りをすることにしました。
2つ目は、患者様が当クリニックに通われることで、よりブランドを実感していただけるような雰囲気をご提供させていただければ、という思いで設計をさせていただきました。
患者様や同業者から、南青山デンタルクリニックは1つのブランドになっている、というもったいないお言葉を頂くことがあります。
クリニックの付加価値を高め、スタッフの質を向上することでブランドのある歯科医院を目指して20年間頑張ってきました。
そしてようやく、周りからブランド力のある歯科医院だと評価していただける立場になってきましたので、内装や院内の雰囲気においてもそのブランドに恥じない、より満足いただける空間作りができれば、患者様の気持ちもより満たされたものになるのではという思いで設計させていただきました。
ハードとソフトとの両面から患者様に満足していただけるよう、今後も精進していきますので今後ともよろしくお願いいたします。